2018.12.14TEAM JHS

構造設計部 建物・基礎・地盤の一体検討で、最適な基礎設計を実現。構造計算で住宅会社様をバックアップしたい。

末崎洋平部長

末崎洋平部長  一級建築士   2008年 に入社し、特殊基礎の提案など商品開発に携わる。2016年構造設計部を立ち上げ、現在に至る。趣味:海でのルアー釣り、PC自作。

 

ジャパンホームシールド(JHS)は、構造計算・構造設計の分野でも業界を支えています。「とにかく日本の住宅を良くしたい」「住宅会社様を応援したい」と語る末崎洋平氏。それまで関係ない・必要ないと思っていた構造計算の見方が変わるかもしれません。

 

取材・文 = 金井友子(新建ハウジング)

 

なぜ、地盤の品質保証会社であるJHSが構造設計の専門部署を?

いわゆる耐震偽装問題が表面化したのが2005年。そのときに建築士や業界への信頼は失われ、世間の風当たりが強くなったにも関わらず、住宅の構造設計そのものを見直そうという流れが起きないことに歯がゆさを感じていました。

 

そうした状況を見るにつけ、「日本の住宅を変えたい」「より良い品質の住宅を届けたい」という想いが募り、2011年に構造設計部を立ち上げるに至りました。

 

キャッチフレーズは「地盤に詳しい構造計算事務所」。構造に対する信頼性を高めるうえで構造計算は不可欠ですし、ゆくゆくはすべての建物で構造計算が当たり前になるでしょう。私たちは、構造計算に基づいた最適な構造設計を住宅会社様に提案することで、日本の安全・安心な住まいづくりに貢献しようと決めたのです。

今野さん

 

構造計算の必要性って?

現状、2階建て以下の木造住宅には構造計算書の提出義務がないため、そこにお金や手間をかけてどうなるの?という意見は当然あるでしょう。

 

しかし、それ以前に忘れてはいけないのが建築基準法の第1章第1条。「国民の生命、健康及び財産の保護を図り」は、建築のプロとして遵守すべき項目です。

 

構造は壁の中に隠れ、住まい手の目に触れることはありませんが、命と財産を守るうえで一番大事な部分といえます。だからこそ、多少お金と時間はかかっても、1棟ごとに構造計算を行い、根拠をもって構造の安全性を確認できたら、住宅を提供する側・される側どちらにとってもメリットがあると考えています。

 

「構造計算が当たり前」になったら、人材・ノウハウをもたない住宅会社はどうすれば?

「社内に構造計算ができる環境・人材・ノウハウがなく、構造設計についてどこに相談すればいいかわからない」と悩む住宅会社様は全国にたくさんおられます。そうした住宅会社様をサポートし、応援するのが我々の役目。

たとえば「耐力壁の配置が問題ないか確認してほしい」といったピンポイントのご相談にも対応しています。社内で解決できない分野は、気軽にご相談ください。

 

JHSの地盤改良設計 「B-STR(ビーストラ)」とは?

B-STR(ビーストラ)とは、基礎(BASE)と杭工事の設計を構造計算(STRUCTURAL DESIGN)により最適設計するシステムです。私たちは、構造計算による基礎と地盤の相互検討を行い、建物荷重に応じて基礎の断面と最適な改良杭の配置をご提案しています。

 

私たちが、B-STR(ビーストラ)おすすめする理由は、構造的に最もバランスがとれ、なおかつコストを抑えられるからです。

 

これまではどうだったかというと、建物・基礎・地盤の設計を別々に扱うのが通例でした。特に地盤については、設計者の方も地盤工事会社に任せきりという場合が多いのではないでしょうか。改良工事にあたって、どのように杭(既製杭・改良体)の本数や間隔が決められているのか、その計算根拠はあまり知られていません。実態を紐解くと、詳細な構造設計を行うことなく、杭を「2mピッチ程度」に配置することが慣習化しています。この方法は住まいに最適な設計とは言えず、ここに品質・コスト面での改善の余地が残されていると考えました。

 

そして私たちは「地盤に詳しい」という強みを活かして、この課題を解決。自社開発の特許システム「B-STR」(ビーストラ)を使うことで、基礎の構造計算にはじまり、建物荷重や杭の支持力、基礎応力、反力などを検討したうえで、杭の本数・配置を最適化してご提案。改良工事にかかるコストだけでなく、計算根拠をもって安全性への不安も減らすことができます。

 

B-STR上

B-STR下

B‐STR(ビーストラ)のイメージ

 

ランディング B-STR

 

「B-STR」(ビーストラ)システムは、計算の整合性や合法性を確認するため、構造設計事務所や性能評価機関、弁護士事務所に何十回も足を運んで確認し、完成。合理化の認定も受けています。

 

構造設計部が目指すのは?

「建物・基礎・地盤を一体検討することで、日本の木造住宅の質を高めたい」。そのために私たちは住宅会社様を全力でバックアップします。

 

構造計算や構造設計はとても地味な仕事ですが、お客様それぞれの要望をていねいに聞き取り、背景と理由を徹底的に考えたうえで、適切な提案をすることを心がけています。お客様の顔や仕事ぶりを思い浮かべながら、最適な構造と地盤改良工法を考えるのが我々の仕事。スタッフに話を聞くと「お客様に感謝されることが一番のモチベーション」だといいます。

 

ぜひこの機会に、構造計算と建物・基礎・地盤を一体的に設計することの価値について考えてみていただきたいと思います。構造計算は、契約獲得の決め手となるようなキラーコンテンツではないかもしれませんが、お施主様の信頼を得るツールとしては十分に機能するはずです。また今後、構造の安心がほしいという人はますます増えるでしょう。そのときにきっと、お力になります。

 

構造設計部全員

構造設計部メンバー

構造計算で、安全・安心な住まいづくりをお手伝いいたします!お気軽にご相談ください。

 

お客様の声

B-STR(ビーストラ)の確実性、安全性が認められ、続々とご採用いただいています!

お客様の声4

 

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JHS LIBRARY 編集部

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